◆感受性・自発性・自信について
これをあらためてもう少し広い視野から見るとどうでしょうか?
人との交流の中で相手の言葉に共感できる、相手の立場になって考えることができる、などへ広がります。
感じる心がなくては、共感、思いやることはできません。
音楽はまさに同じです。
まず、自分自身が美しいと感じること。出せた音が「きれいだ!」と感じること。
そして「もっときれいな音にするにはどうすればよいだろう?」
と考えることが工夫する心を育みます。
そして感じたことを行動に移し実行し、「できた!」という達成感を数多く経験する
これが大きな自信につながります。
もし仮にうまくいかなくても、何ができて何ができなかったか、
あるいはこうしたらうまくいったけれど、こうしたらうまくいかなかった
というように、やり抜き、さらに物事を分析していく力は
お子さんご自身の自信となり、おおきな力になっていきます。
ピアノのレッスンではこの感じる⇒やってみる⇒やり抜くをレッスンを通し、
また一曲を仕上げていく中で繰り返し行っていきます。
常に工夫する力こそ子どもたちが未来を生きる力になると信じます。
大手楽器店、他教室では30分が主流ですが当教室では現在子供クラスは45分を基本としています。
教室では開校当初からよりよいレッスンを求め様々な改革を行ってきました。
レッスン時間の改善は最も大きなものです。
開校当初は当教室も30分としていましたが、
□前後の入れ替えが非常に慌ただしくなる
□質問があってもゆっくり話すことができない
□内容を途中で打ち切らなくてはならない
□ソルフェージュが十分にできない
□やってくる内容がわからずじまいだった生徒さんが多い
などいろいろなマイナス面が生じていました。
そのため3年前には振り返りの時間とソルフェージュの充実 を実現するため
「振り返りの時間」という10分間を加え、40分レッスンと致しました。
生徒さんには回ごとのレッスンを十分理解し、練習する意味をつかんでほしいと願っています。
また、レッスン自体も余裕ができ、音楽の基礎練習であるソルフェージュが充実します。
ソルフェージュとは楽譜を見て演奏するためのトレーニングです。
*聴く *楽譜を読む *聴こえた音を書く などです。
特に振り返りの時間は低学年の子供さんは文字練習を兼ね、レッスンのまとめをしています。
また高学年では曲自体も長く、量も増えるため10分増えることにより
さらに深く掘り下げる時間となりました。
ですが、振替レッスンの時間確保、それに伴う講師の健康状態などの問題から
総合時間は変えず回数を変えるという改善を行い
今年度2022年8月より
45分月3回年間36回+特別レッスン2回
という形に変わりました。
現在45分レッスンでの弊害は見受けられません。
低学年のお子さんも十分45分レッスンを楽しんでいます。
高学年のお子さんはじっくりと譜読み、リズムトレーニングに励んでくださってます。
さらに詳しくお聞きなりたい方はこちらをご利用ください。