靴をそろえるということ
こんにちは!
沼津やまもとピアノ教室 山本律子です
教室ホームページはこちらです。
写真はレッスンを始めてこの秋で1年目になる生徒さんの靴です。
教室ではご入会当初から、お子さんに一人で靴をそろえるよう
伝えています。
ただ、初めの頃はつい忘れてしまったりと、
なかなかできないことが多いですね。
実はこちらの生徒さんの場合も、初めはなかなかできず・・・・。
お母様があとからさっと、そろえてくださり、
「○○ちゃん、靴そろえようね」
「あっ、うん」
という言葉のやり取りがしばらく続きました。
ですがある時、お母様がお仕事でレッスンに来られないときがあり、
初めて一人でレッスンをすることになりました。
その時からです。
言われなくてもひとりできちんと揃えることができました。
お母様には申し訳ないのですが
子どもは自分がやるべきことはしっかり心得ています。
ただ、やるべきその機会がないと
子どもは動けません。
もちろん私が毎回チェックし
「玄関では靴をそろえましょう」と伝え、
習慣化することもよいでしょう。
ただ、
子どもは自分で気付いてやろうとするとき
素晴らしいパワーを発揮します。
~これはピアノのレッスンを通して感じることです~
今回がまさにその時。
その発揮する機会を作ることこそ大人の役目、
とも思います。
教室での小さな習慣ですが、
毎回靴をそろえることができるという自信
子供にとっての大きな成長の糧となります。
今後社会に出ても大きな力になると信じています。