3月も第2週目となりました。
教室ではそろそろ発表会の選曲に入っている生徒さんもちらほら。
3学期の間にいくつか候補を出し
春休みに譜読みをあれこれし、曲を決め
4月に入り本格的に練習をはじめ
5月6月じっくり練習していく
高学年の生徒さん達にはこんなスケジュールを勧めています。
さて、こうして発表会へ向け、曲を仕上げ
ステージで演奏し・・・・
そのあと、皆さんどうしていますか?
教室ではじっくり取り組んだ曲をレパートリーとし、
別のファイルに入れて保存しています。
”エリーゼのために””子犬のワルツ”
など弾いた生徒さんは特に、
生涯パートリーとして持っていてほしいですから。
実はこのレパートリーファイルを作ったのには
理由があります。
まずは生徒さんにいつでも弾ける曲を持ってもらいたい
という願いから。
が、現状はテキストを進ませることだったり、
生徒さん自身の好みが変わったり、
発表会で弾いたらもうおしまいという人も。
なかなかレパートリーにはなりません。
そこで一曲ずつためていこうということにしたわけです。
このファイルを開けば、
「ああ~、この曲弾ける!!」
と思いだせます。
もちろん
発表会以外でも、弾きたかった曲が仕上がったとき
その曲をレパートリー曲とし、
このファイルに納めます。
教室ではこのファイルは大人の方にも勧めています。
ただ
先日、他の教室から来た生徒さんが
「レパートリーって何?」
と言っていました。
そうなんですよね。
先ほどもお伝えしたように、
その気にならなくてはできないんです。
私もそうでした。
発表会が終ったら、先生にまるをもらったら
それっきりになってしまう。
なぜなのか、いろいろ調べてみました。
それには別の方面からの理由がありました。
理由がわかったからこそ
新しい生徒さんにはぜひたくさんのレパートリーを持ってほしい
得意な曲をどんどん弾いてほしい
そう思い、今週2回目のレッスン計画を立てています。