「あっ!おんなじだ!」
~年中さんのレッスンから~
今日は教室のレッスンについてご説明いたします。
タイトルの言葉はレッスン中年中さんの生徒さんの言葉からです。
どんな時だったかというと、こちらの楽譜を見て。
いかがでしょう?
おわかりでしょうか。
楽譜の左側に赤でりんご、黄色でみかんが書かれています。
どういったことかというと
1段目、2段目、4段目は同じメロディで書かれているということ。
みかんはちがうということになりますね。
これを年中さんの生徒さんが見つけ
「あっ!おんなじだ!」
といったのです。
大人から見れば「え?それがどうしたの?」
というかもしれません。
ですが、ピアノを習い始め、楽譜が読めるようになり
と、すべてが初めての子供たちにと言って、
この発見ができることは大きな成長です。
初めて目にした楽譜をじっくり集中して観察する
楽譜を読み同じ違うを発見する、
レッスンを積み重ねてきたからこそのものです。
A君のレッスンの積み重ねが言葉になった瞬間ですね。
「A君、よくぞ言ってくれました!」
と私の方が興奮してしまいました。